一人のリーダー、一人のトップによって組織の変革は成されるものではない。また、皆、チームワークの重要性を頭では理解しているが、自然に醸成されるものではない。したがって、意識して、チームビルディングを目的とした具体的な試みに取り組むことが重要になってくる。また、各人の個人史、たとえば経歴、背景、生い立ちを知り合うことも1つである。これらはチームメンバーの一人ひとりをよく知ることを目的としており、これがチームビルディングの前提となる。

また、しばしば典型的な手法として行われるのが、数日に渡り15~20人の幹部が社外で合宿ミーティングをすることである。ミーティングでは今後の戦略や組織の抱える問題などについて率直に意見を出し合う。夕食の際には、相互理解を深めるために、個人的な事柄について話し合うこともプラスであろう。その際、併せて、野外演習を行うことも効果的である。メンバーの異動によってメンバー構成が変わった場合は、このような機会をその都度持つアクションを取り続けることが重要となる。幹部が多忙で、スケジュール調整が極めて困難であることが問題であろう。しかし、根本的にそれは、組織の変革が真に重要であると関係者が考えているか、そして、チームワークがそのために必要と考えているか次第である。

従来、日本企業では、個人中心の欧米企業と比べてチームプレーが重視されてきた。確かに製造プロセスをはじめ、これまでの成長過程において、日本企業のチームワークが成果を挙げたのも事実であろう。しかし、徐々にチームワークのための手法を、ある種同質社会の甘えからか意識しなくなってきてはいないだろうか。

最近、金融をはじめとした日本企業は、合併が生き残りをかけた産業再編の結果相次いでいる。また雇用の流動化に伴って、外部からの人材の登用も今後徐々に増える兆しを見せている。このような中で、異なるカルチャーを有する幹部間のチームビルディングが、先般のみずほ銀行のシステム故障の問題に見られるように極めて重要になってきている。今一度、そういう問題意識の下、具体的なチームビルディングのための手法、取り組みを考えてみてはどうだろうか。

世界的にリーダーシップ論で著名なジョン・コッター教授は様々な企業例を基に次のように指摘する。「強力な変革を推進する幹部による連帯チームの形成無くしては、企業を変革する試みは挫折する」

企業組織のパフォーマンスを高めるのはチームワークの質であり、そのための方法論を創出する手助けができます。 求められるチームビルディング、その効果と成功要因をご紹介します。 企業の方向性や経営、そして理念だけでは成果につながりません。 優れた企業に必要なものは優れたチームワーク、当社はチームビルディングを通じて社員一丸となってゴールへと向かう、そんな企業を応援します。 グランデコンサルティングのチームビルディング